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天巡メルクマール / 少女病描述:2016年07月06日 图片:2555331466255533.jpg [ti:黒紫のオーンブレ] [ar:Mitsuki] [al:天巡メルクマール] [by:菜籽酱] [00:00.59]「黒紫のオーンブレ」 [00:04.60] [00:05.91]歌:Mitsuki [00:08.21]Voices:佐倉綾音 / 茅野愛衣 [00:10.61]作詞:RD-Sounds [00:12.75]作曲:RD-Sounds [00:14.83]編曲:RD-Sounds [00:17.19] [00:21.45]「----葬列。並ぶ者の居ない、闃寂の空間。参列者は、たった独り。 [00:31.30]孤独な少女は回想する。共に過ごした美しい思い出の、その全てを。 [00:40.94]彼女は笑いながら呪う。忌まわしい世界に向けた、底なしの悪意。 [00:49.68]……少女の纏う、黒紫の影がざわめきだした----」 [00:54.38] [01:36.00]響き渡る [01:39.06]それは欷歔の声 [01:41.97]吹き晒す風に乗せ [01:45.34]猶も届きはしない [01:48.30] [01:48.81]身に纏う [01:51.38]無数の「声」が [01:54.60]黒紫の装束となって [01:58.36]信じるべきものを告げている [02:01.35] [02:01.78]何を愛し [02:03.47]何を呪う [02:04.97]何を許し [02:06.58]何を憎む [02:08.01] [02:08.39]全てその内に [02:10.75] [02:11.16]沈む影の中に幾重に [02:14.64]渦巻かせる呪いと愛だけ [02:17.80]けして満たされぬその姿 [02:20.99]未だ不完全な魔女(riflydia) [02:24.09] [02:24.53]その声は空虚なほどに [02:27.53]歪にして気高き覚悟を [02:30.70]無貌無尽--“己”は誰かいつか喪う定めでも [02:36.91] [02:37.33]その無数の命もて [02:38.98]その無限の命もて [02:40.58]天の巡るまで [02:47.93] [02:58.94]許しを乞い続ける声 [03:04.98]この影の中で けして解放たれること無く [03:11.51] [03:11.89]犯した罪を嘆く声 [03:18.05]この影の中で 永久にその罪 贖い続けよ [03:24.35] [03:24.76]その運命に涙する声 [03:30.90]この影の中で その涙を祈りとするがいい [03:37.08] [03:37.50]終わらぬ生獄(いのち)呪う声 [03:43.83]この影の中で 私の一部となって生きよと [03:50.17] [03:50.57]共に産まれ されど倦まれ [03:53.68]戯れに選ばれたのは [03:56.88]下らぬ神の悪戯で終わらせない [04:02.90] [04:03.38]そう、誓う--。 [04:07.00] [04:32.54]その罪人(いのち)も [04:34.14]その咎人(いのち)も [04:35.81]その凶人(いのち)も [04:37.42]その禍人(いのち)も [04:38.87] [04:39.23]そう 全て愛しき片割(リフル)の為にと 嗚呼。 [04:46.59] [04:46.99]愚直なまでにただ一心に [04:50.35]愛深きが故に貪欲に [04:53.57]けして満たされぬその景色 [04:56.83]未だ未完成な理想郷(utopia) [04:59.55] [05:00.03]ならけして滅びぬようにと [05:03.15]その罪咎凶禍(いのち)をこの身に束ねて [05:06.40]無暁無届--“己”は誰かいつか喪う覚悟でも [05:12.55] [05:13.02]その無数の命もて [05:14.62]その無限の命もて [05:16.21]天の巡るまで [05:18.76] [05:19.21]しかるに分かたれた命 [05:21.25]その思いに涙して [05:22.62]吼え猛る----ああ! [05:28.71] [05:29.27]「少女は膝をつく。けれど、その心は決して折れない。 [05:33.77]それは、最も愛深きが故に、最も貪欲。後にそう伝えられる、 [05:40.08]第四の魔女“リディア”の姿----」 [05:41.82] [05:42.41]「いつか、彼女は帰ってくる----決して潰えることなきその幻想を胸に。 [05:47.77]少女は生きる。生きて、生き続ける。 [05:52.75]----いつまでも。世界が終焉するその時まで」 [05:56.90] [ti:双生プロヴィデンス] [ar:Mitsuki / Lico] [al:天巡メルクマール] [by:菜籽酱] [00:00.62] [00:06.12]「名前を知れない、小さな村。 [00:10.15]村人たちは神を深く信仰し、慎ましく暮らしていた。 [00:19.66]そこに、一際敬虔な夫婦がいたという。 [00:26.85]皆から愛され、穏やかに、平穏に。小さな幸せと共に」 [00:36.20] [00:39.07]「彼らには、たったひとつだけ不幸があった。 [00:46.50]夫婦は長らく、子を授かる事ができなかった」 [00:52.01] [00:53.18]「妻は祈る」「夫も祈る」 [00:57.64] [00:59.45]「神より、新たな命を授かるべく。 [01:05.54]そうして、漸く。村の誰もが二人を祝福する----はずだった」 [01:14.78] [01:19.84]もしも罪悪に重さがあるのなら [01:28.13]生を授かって 小さな身にかかる負荷に惑う [01:39.88] [01:40.33]重なった産声は過ちを悔いてか [01:49.55]神に赦されぬ双子という宿業 禁忌の子ら 呪いの子ら [02:05.83] [02:06.35]十字架の重さ分け合って 背負い生きていく [02:13.32]きっと二人なら [02:15.29]でも 永遠(とわ)に降ろすことはできないのですか? MyGod... [02:25.70] [02:26.61]「やっと授かった神の贈り物にあるまじき形態。 [02:32.38]それでもと夫婦は必死に懇願する。 [02:37.55]二人がこの村に----この世界に受け容れられるようにと」 [02:43.72] [02:44.25]異物 怪物と後ろ指さされた [02:52.60]全てが平等 されど敬虔さだけが不揃い ----神との距離 [03:08.79] [03:09.28]普通なら さして難しくないはずの願い [03:16.79]小さく儚い [03:18.21]ねぇ、叶うのなら 二人だけで生きる希望を [03:28.13]あぁ リディア [03:29.94]リフルにも [03:31.34]孤独の闇に囚われぬように (神の御慈悲が降り注ぐように) [03:37.43]想いは背負う罪より重くなっていた [03:46.30] [03:47.33]「双生プロヴィデンス」 [03:50.20]歌:Mitsuki / Lico [03:53.23]Voices:佐倉綾音 / 茅野愛衣 [03:55.65]作詞:少女病 [03:57.60]作曲:ピクセルビー [03:59.67]編曲:ピクセルビー [04:01.55] [04:10.43]「今日もまた、姉のリディアはリフルに神の存在を説く」 [04:16.81] [04:18.68]「いい、リフル?神様はいるのです。あなたもそれを信じなさい。 [04:25.13]そうすれば、あなたも皆に嫌われずに、寂しい思いをせずにすむの」 [04:31.10] [04:32.15]「頷きながらも、リフルは控えめに言葉を紡ぐ」 [04:37.97] [04:38.96]「……実はね。私、いつかこの村を出ようと思う。 [04:46.17]それで……その時は、リディアも、一緒に。 [04:53.72]ねぇ、来てくれるかな……?」 [04:56.31] [04:57.52]二人で 生きていくことができるなら [05:06.19]ねぇ、明日(あす)の事さえわからないけど [05:13.89]たったひとつの約束に 無数の願い 想いを託して [05:25.55]共に生きていこうと 手のひらを重ねた [05:33.27] [05:33.45]あらゆる権利を持てず けれどきっと二人にも (どうか救いを でも...) [05:41.70]夢を抱く権利くらいは与えられて---- そうでしょう? ねぇ、ねぇ... (小さな望み----) [05:58.00] [05:58.42]「妹からのおもいがけない誘いの言葉。 [06:03.13]それにはっきりとは答えずに、 [06:05.70]それでも姉は包み込むように優しく……約束をした」 [06:11.72] [06:13.14]「……リフル、大丈夫。いつまでも……ずっと、一緒よ。」 [06:20.43] [ti:天巡:終わりにしてその始まり] [ar:Mitsuki] [al:天巡メルクマール] [by:菜籽酱] [00:00.32] [00:00.74]許されない [00:03.95]命がある [00:07.10]そう 世界が存在を拒むなら [00:13.51] [00:13.91]天の巡(めぐり)に [00:17.08]抗ってでも [00:20.40]生きていこうと誓いながら [00:25.52]二人だけ 在るように [00:30.98] [00:34.98]「ある日、リフルは病に倒れる。 [00:39.94]村で孤立していた彼女に手を差し伸べる者は----」 [00:44.89] [00:47.23]味方など [00:50.18]何処にも居ない [00:53.28] [00:53.67]呪われている [00:56.03]その命の全ては穢れ [00:59.67] [01:00.15]命の重さに [01:03.04]差などない筈なのに [01:06.33] [01:06.72]医者でさえその命を [01:09.78]護ろうとはしない [01:11.92] [01:12.36]私独りにできることなんて---- [01:15.85]震える両の手をただ胸で組み合わせて [01:22.72]あなたに乞うばかり [01:26.78] [01:27.92]天よ聞け [01:28.66]慈悲があるなら [01:30.93]呪いなど知らない [01:34.30]この子の命に [01:36.26]庇護のあるようにと [01:40.54] [01:40.93]天よ聞け [01:41.74]信じた全て [01:44.10]あの子の分までさえ [01:47.42]私がどうか背負いますからと [01:54.44] [01:55.03]「天巡:終わりにしてその始まり」 [01:57.79]歌:Mitsuki [01:59.85]Voices:佐倉綾音 / 茅野愛衣 [02:01.82]作詞:RD-Sounds [02:03.27]作曲:ピクセルビー [02:04.62]編曲:ピクセルビー [02:05.09] [02:05.55]虚空に消える [02:08.84]儚い祈り [02:12.03]それでも今日も跪く少女は健気に [02:18.31] [02:18.82]次第に募る [02:21.86]疑念が薄黒く [02:25.21] [02:25.64]神というまやかしだけ [02:28.64]それでも変えられない [02:30.73] [02:31.18]弱弱しくも笑うその顔に [02:34.96]今日も笑いかける [02:38.26]世界が害さぬよう [02:41.59]護ってあげたい [02:45.63] [02:46.89]天よ聞け [02:47.57]祈りよ届け [02:49.88]吹いて飛ぶような命 [02:53.15]それでもけして消させなどしないと [02:59.45] [02:59.84]天よ聞け [03:00.72]ただ一心に [03:02.98]何のための命か [03:06.28]ここで消える運命になどないと [03:13.31] [03:19.63]「何の役にも立たない祈り。 [03:22.65]人一人さえ救うことのできぬ神--リディアは力なく頭を垂れる」 [03:30.83] [03:32.50]「ありがとう、でももういいんだよ。 [03:37.46]……私はね、最初から産まれてこなければよかったんだよ」 [03:42.83] [03:44.12]「そんなはず……無い。そんなこと、あっていいはずが無い。 [03:51.60]これが全部神の悪戯だなんて。そんなの、絶対認めない」 [03:57.74] [03:58.43]「リディア。傍にいてくれて、ありがとう----」 [04:03.48] [04:04.04]許されない [04:07.18]命がある [04:10.51]そう 世界が存在を拒むなら [04:16.50] [04:17.06]私こそが [04:20.33]世界だったなら [04:23.59]この子を許すことができただろうか [04:33.60] [04:37.00]天よ聞け [04:37.68]無価値な祈り [04:39.94]唾棄すべき幻想 [04:43.35]こんな世界は決して認めないと [04:49.48] [04:49.93]人よ聞け [04:50.81]無窮の誓い [04:53.17]永久に傍にいるため [04:56.45]この命さえ手放すその刹那 [05:03.01] [05:03.41]言葉にならぬ [05:06.38]雷鳴にも似た [05:09.54]不可視なる衝撃 [05:15.41] [05:16.14]声が聞こえる [05:19.44]語りかけるは [05:22.65]「お前こそ そう、相応しい」 [05:29.99] [05:30.38]「それは祝福か、あるいは呪いなのか。 [05:35.93]少女(リディア)から広がり、立ち上りゆく無数の影。 [05:40.39]そしてその影はやがて全てを呑み込み始める。 [05:45.82]----それこそが、新たなる魔女の誕生の瞬間だった」 [05:51.35] 制作时间:2016-07-09 |
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